算数の文章題や思考問題で、答えの計算以前に止まってしまう。そんな場面は多いです。
よくある原因は、式が立てられないことよりも、条件を整理できない、場合分けが抜けることです。中学受験の算数でも、ここで差がつきます。
この記事では、保護者の方が家庭でできる形に落として、「プログラミング的思考」で条件整理・場合分けを鍛える方法を紹介します。プログラミングスクールを検討する際の判断材料もまとめます。
プログラミング的思考は、難しい専門用語を覚えることではありません。文部科学省は、小学校のプログラミング教育について、目的はプログラミング言語を覚えることではなく、プログラミング的思考などを育むことだと整理しています。
ここでいうプログラミング的思考は、簡単に言うと次のような考え方です。
参照:文部科学省「小学校プログラミング教育の手引」(2020年)
これらは、能力が足りないというより、考え方の型がまだ身についていないことが多いです。型は練習で作れます。
プログラミングでは、よくもし○○なら△△する、そうでなければ□□するという形を使います。条件が曖昧だと、思った通りに動きません。
そのため子どもは自然に次を意識します。
この動きが、そのまま算数の条件整理・場合分けの練習になります。
文章題を読んだら、まず次の2つに分けます。
声かけ例はこれだけで十分です。
子どもが「とりあえず計算」になりやすい場合、最初の30秒をここに使うだけで変わります。
例えば「AはBより3大きい」を「A=B+3」と式にする前に、言葉で短く直します。
条件が複数あるときほど、短文に分ける効果が出ます。
人数、日数、お金、距離などが絡む問題は、表が強いです。書き方が分からない子には、保護者が最初の枠だけ作ってあげると進みます。
ポイントは、きれいに書くことではなく、情報の置き場所を作ることです。
場合分けで一番大事なのは、境目がはっきりしていることです。
声かけ例は次です。
いきなり本番の数字で考えると、場合分けが崩れます。まず小さい数で試します。
例えば「並べ方」「組み合わせ」系の問題なら、2人、3人の場合で全部書き出してみます。漏れが見えます。
プログラミングでは、手順が他人に伝わらないと再現できません。算数も同じです。
宿題の最後に1分だけ、次をやってみてください。
説明できると、場合分けの抜けに自分で気づけるようになります。
ルールを増やすほど、条件整理と例外処理の練習になります。
ボードゲームやカードゲームで、子どもにルール説明をしてもらいます。場合分けが多いゲームほど効果的です。
保護者は「今の説明だと、この場合はどうなる?」と1つだけ質問します。責めずに確認するのがコツです。
算数の文章題につながる力を狙うなら、次の観点で見ると判断しやすいです。
もし「条件整理・場合分けを伸ばしたい」「作りながら試行錯誤する学びが合いそう」と感じたら、Kids with Codeのカリキュラムや学び方を一度確認してみるのも手です。
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プログラミングは算数の点数を直接上げる魔法ではありません。ただし、条件整理や場合分けのような、算数で必要な考え方の土台を練習しやすい環境は作れます。
効果が出やすいのは、次のような変化です。
こうした行動が増えるほど、文章題の正答率が安定しやすくなります。
「うちの子の場合、どんな課題から始めると良いか」「オンラインと通学どちらが合うか」など、迷いがある場合は体験や相談を使うと整理しやすいです。